ロボットで顧客リストをとる時代がくるよ。

今回は一昔前に話題になったペッパーくんを使った、最新マーケティング手法をご紹介したいと思います。

ペッパーはソフトバンク社長、孫正義肝入りのプロジェクトで、「人間の感情」をもつ、ヒューマノイドロボットをコンセプトにして作られた世界初のロボットです。

華々しく、孫社長のプレゼンでデビューしたペッパー。当初はその話題性から、生産が追い付かず、増産待ちという状態でした。

ペッパーには家庭向けモデル(B to C)と法人向けモデル(B to B)の2種類があり、実は家庭向けモデルにしか、「人間の感情」を作り上げているAIのアルゴリズムは搭載されていません。

家庭向けのペッパーであれば、毎日利用する人が同じなので、AIによってお客様にあったペッパーにカスタマイズされていくと新しい顧客体験として面白そうですが、法人向けのペッパーはそのような用途を想定していないため、AI機能は搭載されていません。

しかし、実際に顧客に利用され始めると、すぐに壊れてしまったり、飽きられてしまったり、実際に使い物にならないという評判ばかり。また、法人用のペッパーは客引き以外に大きな利用用途がないため、ガラクタも同然のように倉庫に置かれてしまう事態が起こりました。

当然、そのような評判はすぐに広がり、ペッパーは売れなくなってしまいます。赤字も垂れ流しっぱなしで、正直、黒字化の目途はまだまだ立っていないでしょう。

しかし、最近、実は法人向けペッパーで費用対効果の高い利用方法が見出されつつあります。それが、

 

ペッパーに顧客情報を取得させる

 

ということです。今のところ、こちらがペッパー販売の際の鉄板トークとして、セールス時に利用されているはずです。

まあ、ここだけの話、これは僕は初めに気づいて、広めたんですけどね。

営業マンが路上で突っ立っていて、いきなり質問を投げかけて、潜在的な顧客の情報の取得をすることは、心理的障壁が高く難しいのですが、

ペッパーがおもしろおかしく話かけて、自然な流れで顧客情報を入力させることは難しくないんですね。

今日もどこかで、ペッパーがラインアットやメールアドレスの獲得のためにせっせと働いているはずです。

 

ペッパーの費用対効果を算出してみよう

ライン1アカウントの価値は300円だとすると、一カ月で1000リスト取得すれば、30万円の価値になります。

ペッパー法人用の一カ月の料金は6万円程度なので、単純計算して24万程度、得をしていることになりますね。

もちろん、ペッパーの置き場所や使い方、またお客様の層によって、取れるリストの数やリストの価値はかなり変わると思いますが、

しっかりとペッパーの特性を理解し、利用することができれば、これ以上のリストをとることも難しくないはずです。

法人向けコミュニケーションロボットはペッパー以外にも各社から今後発売されるだろうと思いますが、この個人情報取得させるという利用用途は鉄板になるでしょう。

 

ペッパーの今後

今のところまだリスト取得以外にペッパーの利用用途はないと思っています。受付で利用しているところもありますが、まだ人の方が費用対効果高いと思っています。

ソフトの面よりも、特にハードの面がまだまだ追い付いていないのです。

ペッパーが人間の手ような繊細な動きができれば、一気に利用用途は広がるのですが、技術的に人間の手の動きを再現することは極めて難しいようで、SFのような世界がくることはまだ先です。

しかし、私はペッパーのブレイクスルーはもうすぐやってくると思っています。

なぜなら、足が利用できるようになるからです。もう少し華麗に動き回ることができ、耐久性も上がれば、実際に店頭案内や接客の部分で価値を出してくれるでしょう。

顧客獲得ツール+接客の2つの仕事をできるようになると、多くの企業で活用されることになるでしょう。

今後のペッパーに期待です。

以上、こちらの記事があなたのお役に立っていれば幸いです!

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